内容説明
聖人のお祭りを求めて、西へ東へ―。ヨーロッパに今なお息づく聖人暦に即して、毎日のようにどこかで催される聖人のお祭り。長年にわたる取材の成果のなかから、39の祭事を厳選、500枚を優に超える「三密上等!」の臨場感あふれる写真と軽妙な語りで、民衆のなかに息づく信仰の本質に触れつつ、聖人とともに移ろう春夏秋冬を堪能する写真紀行。
目次
春(聖ブリギッド―キルデア;聖ブラス―アルモナシド・デル・マルケサド ほか)
夏(聖ヴィート―サン・ヴィート・ロ・カーポ;マントンの聖ベルナール―グラン・サン・ベルナール峠 ほか)
秋(聖フィアクル―クロミエ;聖ローザ―ヴィテルボ ほか)
冬(サンタクロース―アムステルダムサン・ニコラ・ド・ポール;聖チェチリア―ローマ ほか)
著者等紹介
若月伸一[ワカツキシンイチ]
札幌生まれ。1970年に渡仏。パリ大学にて、美学・美術史を学ぶ。1973年より、ヴァチカンのグレゴリアン大学で、キリスト教美術史、初期キリスト教考古学を学ぶ。1978年よりドイツ在住。ヨーロッパ各国の文化を、写真・エッセイ等で日本の出版物に紹介するほか、ガイドブック・ホテル案内等の執筆・編集にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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