内容説明
「読めそうで読めない」宛字(=あて字)を厳選して紹介、漢字と日本語の両面からわかりやすく解説しつつ、日本人の“漢字活用法”の急所へといざなうエッセイ108篇。巻末に史的展開を追う「宛字概説」を付す。
目次
第1部 宛字百景(渠奴(アイツ)
皸(アカギレ)
叭(アクビ)
浅猿(アサマシ)
四阿(アズマヤ) ほか)
第2部 “宛字”概説―歴史の眼を加えて(日本語と宛字;宛字の創造と分類―古代の一大実験;宛字文化の展開―中古・中世の漢字語;宛字文化は満開―江戸時代、充溢する漢字語;宛字文化の終焉―明治以降、ルビなき漢字語の世界)
著者等紹介
杉本つとむ[スギモトツトム]
1927年横浜生まれ。文学博士(東北大学)。早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 2件/全2件