利己的遺伝子の小革命―1970‐90年代日本生態学事情

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利己的遺伝子の小革命―1970‐90年代日本生態学事情

  • 岸 由二【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 278p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784896941746
  • NDC分類 468.04
  • Cコード C0045

内容説明

日本の生態学は進化論とどのように向き合ってきたのだろうか?20世紀後半、「利己的遺伝子」の比喩を掲げ、進化生態学の新パラダイムが形成された。ドーキンス『利己的な遺伝子』の訳者の一人である著者が、同時代に綴った論文を集成し、この小革命への日本の生態学の開国と適応の歴史を振り返る。

目次

1 社会生物学上陸(社会生物学の系譜;自分勝手な遺伝子?? ほか)
2 今西進化論退場へ(今西進化論とダーウィン進化論;今西進化論現象を読む ほか)
3 ひとつの総括(現代日本の生態学における進化理解の転換史)
4 ブックガイド(ナチュラル・ヒストリーと現代進化論;自然ブックガイドベスト10)
5 進化生態学の方法(集団生物学の適応論と遺伝学;卵の大きさはいかに決まるか ほか)

著者等紹介

岸由二[キシユウジ]
慶應義塾大学名誉教授。理学博士。1947年生まれ。1966年横浜市市立大学生物科卒業。1976年東京都立大学理学研究科博士課程単位取得退学。同年、慶應義塾大学生物学教室助手、1981年助教授、1991年教授を経て、2013年定年退職。進化生態学を専攻するとともに、鶴見川流域・三浦半島小網代等を持ち場として、“流域思考”にもとづく防災・多自然都市創出のための理論ならびに実践活動を推進中。国土交通省河川分科会委員、鶴見川流域水委員会委員ほか、国・自治体の各種行政委員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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S

4
社会生物学論争や、その前のルイセンコ生物学、今西進化論等、日本において「進化理論」がどう受容されてきたのかを、現場で問題意識を持っていた著者70-80年代に書いたものをまとめたもの。社会生物学論争あたりのことを知りたくて手に取ったが、想定外にタメになった(生物学を超えて、ナショナリズムとか、左翼思想が背景にあるのが明らかで、科学史としても面白い)。流行りすたりという意味では、今でも、内在的には似た問題はあるのだろう。2020/02/01

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