内容説明
呉音・漢音・唐音って何なの?「表外字」って何?正体字、簡体字って何?欧米人は漢字をどう見ているの?漢字の筆順には何か法則や覚え方のコツがあるのでしょうか?漢字の未来はどのようになるでしょうか?etc.うろ覚えだった基本原則から熟語、部首、六書まで正しい漢字知識が身につく。
目次
第1章 漢字の基礎体力を底上げしよう(漢字はいつ、誰が作ったのですか?;漢字と言うくらいだから、中国の漢から日本に入ってきたのですか?;日本と朝鮮(半島)以外に漢字を使っている民族はある? ほか)
第2章 熟語力をつけ、ひとつ上を行く漢字の使い手になる(漢字の熟語の特徴って何?;熟語の成り立ちはおおまかに何種類ありますか?;同じ漢字〈☆〉を重ねてできた熟語〈☆☆〉はお互いどのように作用していますか? ほか)
第3章 部首と六書をマスターすれば、漢字の世界はさらに広がる(漢字の部首はいくつありますか?;「隹」の名称は何でしょうか? ほか)
著者等紹介
金容権[キムヨンゴン]
1947年、岡山県倉敷市生まれ。早稲田大学文学部卒業。ハングルの速習パターンを編み出すなかで、漢字という鉱脈を通じてアプローチすることを企図し、ハングルと漢字(とくに呉音)の関係に注目して説明したことが日本人をハングルに親しませた。現在、漢文で書かれたハングル最初の解説書『訓民正音』に立ち還って、ハングルの奥義を解釈し直している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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