成長するハリー・ポッター―日本語ではわからない秘密

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784896919585
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0098

内容説明

11歳のハリーは、9・3/4番線から出発して、新しい人生を始める。そして、ホグワーツという新たな場所で、友と出会う。魔法を学び、戦いを経験し、恋愛をしながら、成長していくハリー。11歳、12歳、13歳と1歳ずつ階段を登り、ティーンエージャーになっていく。ハリー・ポッター・シリーズの魅力を徹底的に理解するには、読者もハリーと一緒に成長していかなければならないのである。『賢者の石』から、最新刊『混血のプリンス』まで、日本語ではわからなかったハリーの魅力を紹介。

目次

第1章 ハリーと一緒に読者も成長する
第2章 虐待と愛情のはざまで―『ハリー・ポッターと賢者の石』
第3章 ホグワーツでの日々―『ハリー・ポッターと賢者の石』
第4章 差別・偏見と戦う―『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
第5章 深刻な社会問題―『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
第6章 14歳の子どもたち―『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
第7章 大人の世界への入り口―『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
第8章 ロマンスと戦争―『ハリー・ポッターと混血のプリンス』

著者等紹介

チータム,ドミニク[チータム,ドミニク][Cheetham,Dominic]
1960年イギリス、ノッティンガム生まれ。バーミンガム大学心理学科卒業。同大学大学院博士課程修了。専攻は言語学、英語教育。1986年に来日。上智大学講師。2000年より2年間「テレビ英会話」の講師を務める

小林章夫[コバヤシアキオ]
1949年東京生まれ。上智大学大学院文学研究科修了。上智大学文学部英文学科教授。専攻は英文学、英文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

viola

7
訳者が小林章夫氏というのに惹かれ、読んでみました。言語、教育法、そして児童文学が専門?らしい著者が書いたもののため、その辺のハリー・ポッター関連書とは一味違う感じになっています。ハリー・ポッターシリーズを原書で読んでみたことは無いけれど、巻数を重ねるうちに確かに英語が難しくなっている、ハリー自身が成長している、ということに納得。2010/09/10

ちあき

2
ハリポタ好きとしては、こんなに分析して貰えると嬉しいし楽しい!という内容でした。英語が苦手だけど、原文で読んで見たいなあ、と思いました。一巻から挑戦したい!2013/10/12

じゃがいもだいこん

2
ハリーポッターは登場人物だけでなく本そのものも成長している。なるほど!と思いました。だからこんなに何度も読み返してしまうんだ。ローリング先生の力量に感服。あとどんなジャンルであれ、シリアスで重い話であれ、良い作品には絶対にギャグ、ユーモアが挟み込まれているし、それが一級品である、逆にギャグが面白い作品は物語全体も素晴らしいという持論を常々考えていたので、この本がユーモアについて触れていてそうそう!と思わずうなずきまくりでした。イギリスの言葉遊びを含んだギャグって知的で面白いなぁ。原文に挑戦してみようかな・2011/12/07

W

1
慣用句もクリシェにあたるのだろうか。2024/04/07

ねええちゃんvol.2

1
★★★★ 原文で読んでみたくなる。ハリーの成長とともに、文章も成長しているとは。1巻ならよめるかな。「みぞの鏡」の意味を知ってびっくり。名前の語源などもおもしろい。2022/02/17

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