出版社内容情報
人間の心ほど、底知れない、怖いものはない――だから、歴史は「あやまち」を繰り返す。世界史を動かした“戦慄の瞬間”を切り取る本堀江宏樹の「怖い歴史」シリーズ累計10万部突破!
人間の心ほど、底知れない、怖いものはない――
だから、歴史は「あやまち」を繰り返す。
◆英雄ナポレオンが、ひそかに恐れてやまなかったもの
◆「私はロシア皇女アナスタシア」とウソをついた女の一生
◆ジャンヌ・ダルクも受けた……非科学的な「処女検査」
◆少年王、ツタンカーメンはなぜ命を落とした?
◆マリー・アントワネットも手にかけた処刑執行人サンソン
◆エジソンの「最低最悪の失敗作」が巻き起こした悪夢
人間の“本当の姿”がむき出しになる瞬間がある。
ふだんは理性的な人たちが、ふとした瞬間に、
愚かで暗い本質を、包み隠せなくなってしまう。
世界の歴史が動いたのは、そうした
“人間の本性”があらわになったタイミングだった。
本書では、そんな「戦慄の瞬間」を切り取っていく。 堀江宏樹
堀江 宏樹[ホリエ ヒロキ]
著・文・その他
内容説明
欲望を現実にしようとした男たち。己を貫き通した悪女たち。研究のために命を燃やした学者。悲劇に“運悪く”巻き込まれた人々。高い身分ゆえに辛酸をなめた人たち…。―だから、世界史はダイナミック!
目次
はじめに 歴史を動かした“戦慄の瞬間”に迫る
1章 あの人物の「隠していた闇」が深い―虚飾をはぎとられた“真の姿”
2章 その「悲劇」は、なぜ起こったか―“運命の歯車”が狂った瞬間
3章 人は、「欲望」から逃れられない―それゆえに“あやまち”は起こり続ける
4章 「生まれる時代」を選べぬ不幸―因習、無知、病…想像を超える恐怖
5章 不安と秘密が、「謎」を生み出す―誰かが隠そうとしたこと、逃げようとしたこと
6章 人間はここまで残酷になれてしまう―心に“魔物”を飼っていた人々
著者等紹介
堀江宏樹[ホリエヒロキ]
1977年生まれ、大阪府出身。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。主な著書に『本当は怖い世界史』『本当は怖い日本史』(以上、三笠書房“王様文庫”)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かなずちラッコ
Mayuko Komori
おかポン
fma
神谷孝信