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里山再生

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784896917031
  • NDC分類 654
  • Cコード C0236

内容説明

里山崩壊の危機が続いている。その打開策はあるのか?そもそも里山は純然たる自然ではなく、人が手を加えながら維持してきたシステムなのだ。里山は「保護」するのではなく、積極的に「活用」することが求められている。例えば、敵視されてきたゴルフ場も、やり方次第では里山復活の切札になりうる。「保護」は里山の衰退・危機を招き、「活用」こそが里山を救う。「自然保護」という思い込みでは、里山の再生は実現できない。各地に取材した、気鋭の森林ジャーナリストによる警世の書。

目次

第1章 「里山の自然」はどこにある?(「破壊」が生み出す里山;アマゾンもボルネオも里山だ ほか)
第2章 「里山の危機」の正体(里山を襲う「開発」と「放棄」;もう一つの危機「移入種」 ほか)
第3章 里山を取り巻く“自然界の掟”(里山は二酸化炭素を吸収するか;「緑のダム」の微妙な効用 ほか)
第4章 人が里山にできること(森林ボランティアの里山観;環境教育としての里山づくり ほか)

著者等紹介

田中淳夫[タナカアツオ]
1959年大阪府生まれ。静岡大学農学部林学科卒業。出版社、新聞社等を経て、現在、森林ジャーナリスト
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Asakura Arata

5
20年前に書かれた本であるが、現在も使える内容である。人口がどんどん減っているので、人間以外の生物がどんどん増えている印象がある。里山が、人間と他の生物との共存のバッファーになることを祈る。2024/10/13

numainu

0
評価A2005/11/25

sochida

0
一般に言われてることの裏もフォローしてる。でも突っ込みが浅いというか自信がない感じ2009/06/20

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