SEは今夜も眠れない

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784896917017
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0095

内容説明

時間と闘い、睡魔と闘い、プレッシャーと闘うSEというお仕事。都銀に15年勤めたSEが体験したウソのようなホントの話。SE、SE志望者、必読のノンフィクション。

目次

第1部 熱血怒涛編―SEに必要不可欠な資質は技術よりも知識よりもド根性!?(銀行SE誕生―システム開発部、そこは不夜城だった;名古屋出張地獄物語―機械室に現れた二人の亡霊;ブリュッセル酔いどれ顛末記―海外出張は油断大敵!)
第2部 危機一髪編―開き直りといわれても、運と度胸で大勝負!(パリは燃えているか?―オープニングセレモニーで大ピンチ!;悪魔のメッセージ―三億円をかけた一発勝負;真夜中の復旧大作戦―起死回生策はどこにある?)
第3部 天災編―地震にも負けず、テロにも負けず、官僚にも負けるな!(LA大地震とキャラメルとバウムクーヘン―緊急対策本部、奮闘す!;NY支店爆破テロ―データのためならSEは命がけ!?;世紀末の悪夢Y2K―Y2Kよりも手強い敵、それはお役所)

著者等紹介

岩脇一喜[イワワキカズキ]
1961年生まれ。大阪外国語大学英語科卒業後、某都市銀行に入行。1983年から99年まで在職。在職時には、海外支店の国際金融業務を支援するコンピュータ・システムの企画・開発に従事。主要なプロジェクトは国際会計基準、欧州通貨統合、Y2K対策など。現在はフリーの翻訳家・ライターとして活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かなえ

5
2003年に書かれた本。時代が色濃く反映されているような気がします。とある銀行の国際部門のシステムSEさんが、様々なトラブルを振り返った一冊。技術を駆使してトラブルを乗り切った…というより、根性で乗り切ったという雰囲気ですね。職人気質なエンジニアさんがより多かった時代なのでしょう。2016/01/18

ささぬき

2
就きたい職業がどういったものか知りたかったので、試しに読んでみました。ある程度予想はしていたものの、意外とキツく、もし就職してもやっていけるか不安になりましたが、やりがいはあると思いました。本書の内容は分かりやすく素人の私でも理解できるので、全く知らない方でも読む価値はあります。これを契機に違う書物も読んでいきたいですね。2013/10/19

Hannibal

1
銀行員という肩書きをもったSEの体験記。著者が海外部門の銀行システムを担当しており、世界各国でのエピソードは華やかでありうらやましくもあるが。ただ、その激務とプレッシャーは給料が良くないとやってられないと思った。 ありがちな小手先でのテクニックによる成功体験などはなく、知力、体力、精神力が勝負を決するというところは、金融系以外のSEにも共通する。カットオフ直前にSEに相談もなくプログラムを検証するPGのエピソードは笑った。自身もPG時代にやったしSE時代にやられた。この業界への入門書にはいい本だと思う。2013/02/12

夜行

1
SEの業務内容を知りたくて手に取ったが、面白い読み物として読んでしまった。とりあえずSEには根性とピンチを楽しむマゾ性が必要らしい。2012/01/19

chikuma

1
読了。金融SEというか、銀行SE一代記のようなお話。別の本の著者紹介によれば、旧富士銀行入行とあるので、ユーザ系情報システム部門の国際担当SE業務に係るストーリーとして、捉えればよいのかな。いずれにせよ、一般化が難しそうな内容であったため、銀行SEの人間関係について興味がある人向けかもしれない。2010/10/24

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