内容説明
疲労回復のための空港活用法は?旅先での食事対策は?エコノミー・クラス症候群から自分を守る方法とは?―どの航空会社を選び、どの座席に座ればよいのかから、ホテルなどの賢い利用法や海外でケガ・病気になった場合の対処法、さらには帰国後のケアまでを、医学的見地と体験談を交えてわかりやすく解説。旅を心底楽しむために必要なあなたの健康を守る旅行術。
目次
1 海外旅行の快・不快は飛行機に乗る前に決まる(あなたの乗る飛行機は「不健康の巣」かもしれない;なぜ、機内の空気は不潔なままにされているのか ほか)
2 危険がいっぱい!機内という密室(急増するエコノミー・クラス症候群の恐怖;海外旅行の大衆化がエコノミー・クラス症候群を増加させる ほか)
3 外国でのケガ・病気、そのときまごつかないために(国際線のパイロットも「時差ボケ」に悩まされている;「一日が長くなる」ほうが、時差ボケになりにくい ほか)
4 油断大敵、疲労と病気は帰国後に襲ってくる(時差が4時間を超えると体内時計が狂ってくる;海外旅行の疲労のピークは、帰国48時間後にやってくる ほか)
著者等紹介
田村康二[タムラコウジ]
1935年新潟生まれ。新潟大学医学部卒、同大学大学院修了。医学博士。同大学医学部助教授を経て、山梨医科大学名誉教授。専門は循環器、呼吸器、血液部門。また、日本の「時間医学」の第一人者でもある。現在は長岡・立川メディカルセンター顧問
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