内容説明
日本最古の歴史書『日本書紀』誕生の秘密!七世紀末の律令国家の成立は、倭国の自立、日本と天皇誕生の契機になる出来事だった。『日本書紀』の編纂は、それまでの倭国・大王の歴史を律令国家に相応しいものに書き換えることでもあった。しかし、その作業は、古代律令国家を正当化する“歴史ドラマ”の創作作業でもあったのだ。『日本書紀』の六世紀以前の記述は、戦後になって批判されたものの、聖徳太子の登場から七世紀末までの歴史はほぼ定説化してしまった。『日本書紀』の古代七世紀の記述は、意図的な操作が加えられていた。
目次
第1章 古代律令政治のパイオニア・聖徳太子の実像
第2章 「大化改新」は本当にあったのか?
第3章 「壬申の乱」勃発の謎
第4章 知られざる古代女帝の時代
第5章 古代史の「通説」を疑う
第6章 古代有名氏族の興亡史
著者等紹介
遠山美都男[トオヤマミツオ]
1957年東京都生まれ。現在、学習院大学、立教大学、日本大学非常勤講師。学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程中退。日本古代史専攻。博士(史学)
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感想・レビュー
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金吾
23
視点は面白いものがあります。ただ推論の根拠はわかりませんでした。壬申の乱、大化改新、白村江、蘇我氏の話は面白かったです。2026/03/18
りー
13
うーんイマイチ。内容がバラバラで、それぞれについては興味深い点もあるのですが、文中に根拠が示されていないし、ある程度の前知識がないと何について異論を言っているのか分からないので、ふーん?で終わります。地図や系図が少ないのも分かりにくさの原因かも。しかし、壬申の乱における大海人の戦略について書かれた章、白村江で倭軍が大敗した後の外交戦略について書かれた章は興味深かった。2020/04/13
ユウユウ
0
☆32024/07/05
(ま)
0
17年間積ん読2018/11/15




