内容説明
世の中「激動の時代」である…。けれど、いったい何が起こっているのか?大仰な言葉だけが空騒ぎしていないか?ヘビーでタフな課題は残されたままではないか?素朴で武骨なギモンをひっさげ、現代の「瓦版屋」がニッポンのボーダーを探る。これは「全共闘世代」でも、「ポストモダン世代」でもない「スキ間の世代(30代)」の問いと意見の書である。
目次
第1章 過渡期を読む(思想の運命―冷戦終結と憲法九条、国際貢献;ポリティクス;大国の生活;「環境」という倫理)
第2章 「近代」の現場検証(アジールとしての大学;皇室イノベーション;「国家」の感覚―EC統合;国境と身体―オリンピック;宇宙のリアリティ)
第3章 ボーダレス・ニッポン(極東ワンダーランド―「ソ連」が消えるとき;「天安門」を超えて;地図にないアメリカ;日本という外国)
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