内容説明
義を礎とし、仁の心を尊び、己の命に代えても忠義を尽くさんとする侍たちの生きかた。散りゆく桜が淡い香りを残していくように、彼らの精神もまた朽ちることなく生き続ける。「われ、太平洋の架け橋たらん」という大志を胸に、国際連盟事務次長として世界をまたに掛けて活躍した新渡戸が、欧米人に「日本の魂」を伝えるため、英語で綴った刮目の書。レベル5。
目次
Bushido as an Ethical System
Sources of Bushido
Correct Judgment or Justice
Courage,the Spirit of Daring and Bearing
Kindness,the Feeling of Mental Pain
Politeness
Honesty and Sincerity
Honor
The Duty of Loyalty
The Education and Training of a Samurai〔ほか〕
著者等紹介
新渡戸稲造[ニトベイナゾウ]
1862‐1933。盛岡生まれ。札幌農学校在学中にキリスト教徒となる。1884年に米ジョン・ホプキンス大学に、87年には独ボン大学に留学し、91年に米国人メリー・エルキントンと結婚する。帰国後は第一高等学校校長、帝国大学教授、東京女子大学初代学長などを歴任し、1920年から26年まで国際連盟事務次長として活躍。また、米国で療養中に英語で執筆した『武士道』は、各国語に翻訳され、セオドア・ルーズベルト米大統領を始め多くの人々に影響を与えた
アルバーグ,ロジャー[アルバーグ,ロジャー][Ahlberg,Roger]
1939年ロサンゼルスに生まれる。上智大学卒業。1964年に来日し、結婚して3人の子どもに恵まれる。洋販ラダーシリーズを始め、数多くの書籍の執筆を手がける一方、出版社勤務の経験も持つ。現在は科学論文等の英文校正と編集に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)
ふろんた2.0
hey!
905
Yamamoto Takahiro