内容説明
英語を読む力をつけるためには、英語を英語のままに理解することが大切。段階的に学べるやさしい文章と、それぞれの文の意味を明確に示したシンプルなイラストが、あなたの学習を助けてくれます。約300の基礎単語だけで書かれた、大ベストセラー『絵で見る英語』の姉妹編。
目次
First Steps in Reading English
Letter Intake of First Steps in Reading English
著者等紹介
リチャーズ,I.A.[リチャーズ,I.A.][Richards,I.A.]
1893‐1979。20世紀英語圏の文芸批評家として、言語感覚随一といわれた。1930~38年にかけて中国で英語・英文学を教え、1939年以降ハーバード大学において基礎英語教材の開発をつづけた。晩年には詩や劇も作り、出演もした
ギブソン,クリスティン[ギブソン,クリスティン][Gibson,Christine]
1896‐1980。イギリスからハーバード大学へ留学中1939年にI・A・リチャーズと出会い、その片腕となった。教材開発のみならず、言語研究所所長としても活動した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
56
初読。2015年957冊め。こういう本もあるのかと、おもしろく読んだ。棒人間に親しみを覚えるようになってくる。2015/08/08
のんぴ
28
子どもが絵本を通じて、こちら、と、あちら、とか、単数と複数によってbe動詞が変化することとか、こんなふうに身に付けていくのかな、と思った。フィリピンの幼稚園ではこんなふうに英語を学ばせているのかも。2023/08/14
空猫
17
県立図書館。5,360語。各ページにイラストと簡単な英文があり,同じような配列の一部が変わっていく。変化部分と対応イラストから,各単語の意味や,文の働きを読み取るかたち。辞書を使わず,母国語に訳さず,英文のまま理解する練習ができる。未解読文字を壁画との対応で読むがごとき考古学的手法であり,単調なので相当な忍耐力と相応の分析力を要する。日本の英語学習環境であれば余りメリットがない。文法を介さず,解釈技術を用いず,単語の暗記を避けて英語をマスターしたいと夢見る人の目を覚まさせる例示としては良いかも。2017/01/06
らっそ
15
言葉遊びみたいでおもしろいと思って読みはじめたものの、イラストと文章の両方を追っていけないといけないので、読みにくかった2018/01/07
アノニマス
11
文章も単語も簡単なのでその分丁寧に読めた気がする。「milk」に動詞があって「乳をしぼる」という意味だったり「wing」に「翼、羽」以外の「(花の)翼弁、(果実の)翼」という意味合いもあったりすることを知ることが出来た。個人的に実際にその単語が使われている文章を読んだ方が覚えやすい。2024/04/15