内容説明
幼くして両親を亡くしたジェーンは、叔母の家に引き取られることになった。そこで待っていたのは叔母家族からの冷たい仕打ちの数々。逃げるようにして寄宿学校に入るが、そこでもジェーンの逆境は続く。そして成長したジェーンは家庭教師として赴いた新天地で、運命の出会いをすることになる。世界中で読み継がれるシャーロット・ブロンテの代表作。
著者等紹介
ブロンテ,シャーロット[ブロンテ,シャーロット][Bront¨e,Charlotte]
1816‐1855。牧師の娘としてイギリス北部ヨークシャーに生まれる。母校での教師生活、家庭教師を経験した後、ベルギーに留学。イギリスに戻り、31歳で代表作である『ジェーン・エア』を発表する。38歳で結婚するが、半年後に病に倒れ、短い一生を終えた
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感想・レビュー
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半田ぱん吉
1
小学生のころに、近所のおうちが出してた粗大ゴミの中に、この書籍がありました。毎晩、寝る前に布団の中に電気をひっぱい込んで読みました。荒涼とした大地に佇む洋館や、衣装もすべて憧れの世界。奇妙な幽霊騒ぎも、子どもの好奇心を擽るもので、そして、男女の恋愛もまた未知なる好奇心を擽るものでした。遠い異国の地で起こるヒロインの悲劇に、どきどきしながら読んだことを思い出します。
WESTRIVER
0
★★★★2013/11/06
Maico
0
初めて英語で長編を読み切ることができました。。やさしい英語で書かれていたので読みやすかったです。波乱万丈な人生…強い女性は素敵ですねー。ハッピーエンドで良かった。次は日本語版でしっかり読みたいと思います。2011/10/24
nob
0
ジェーン強い。美人でなくても、知的でしっかり芯のある魅力的な女性像は、当時は斬新なものだったのかな。2011/04/10
たなべ
0
母親が学生時代に研究していた作品ということで読んでみましたが、序盤とても暗くて読み切れるか不安でした。 終わり方もなんとも言えない切ない気分になりましたが、最終的に主人公が幸せそうなのでよかったです。2023/06/04