感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takizawa
3
規模の小さな町村の職員こそが目指すべき公務員の姿と豪語する椎川氏は元総務省(自治省)職員。こういう立場の人が出すからこそ意義のある本。肩書きなしでも尊敬される人間になれ,国家公務員や都道府県・政令市などのサラリーマン化しがちな職員ほど地域貢献に目を向けるべき,などなど,著者の考え方にかなり賛同した。56歳からランニングを始めて今ではフルマラソンランナーとか驚きだわ。マラソンエントリーは全国各地を走るきっかけになるので良い趣味。しかし普通はここまでのエネルギーはないので,まずは地道にできるところから。2013/01/06
shiho**
1
終始著者の自慢話?2013/01/23
Takayuki Yonekura
0
今こそ地域に飛び出さねば。2015/07/25
Shiori Kacchi
0
何かを企画し、実行するということはとてもパワーがいる。心折られることもあるけれど、公務員だからこそ出来ること、誰のための公務員かということを忘れず日々過ごさなければならないと思った。公務員十戒は、心に沁みる。仕事以外にプラスワンで社会貢献活動をせよ。2015/05/06
atamura
0
地方自治に長く携わった著者の公務外における地域への取組を見開きページごとに紹介する公務員を対象とした啓蒙本。独創的な内容も多く、読み応えがある一方、地方自治の重要性や効果など理論の解説が弱い。おそらく地方公共団体の現場では、法令整備や予算措置といった役所の施策を具体的な納税者の効用の増大につなげられる点だと推察するが、この効用増大の事例こそが貴重なのでは。随所にある公務員は「サラリーマン化」するなという主張も、文脈から世のサラリーマンがことなかれ主義であるかのように受け取れて、やや支持しかねる。2014/12/31
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- 和書
- 農村計画学 (改訂)