出版社内容情報
明治の日本人は欧米の先進国やアジアの未踏地ばかりでなく、シベリアやロシア、満州、さらには樺太や千島列島を、あるいは探検家として、あるいは旅行家として、またあるいは政府派遣の調査として厳寒地北方を訪問した。そこで見たものは何か。近代日本史のもう一つの姿を探る第２弾。
〈各巻構成〉
第８巻●堪察加哈連／韓満行日記（内田良平／鵜飼退蔵著）
第９巻●征 塵 録／韓国の実情（小山田剣南／円越寺清著）
第１０巻●樺太探検記／満韓ところどころ（松川木公／夏目漱石著）
第１１巻●清韓漫遊余瀝（勝田主計著）
別巻１●明治外国地名人名辞典（田中真弓著）
別巻２・３●近世漂流奇談集 全２巻（石井研堂著）
目次
勘察加薩哈連（内田良平）
韓満行日記（鵜飼退蔵）
征塵録（小山田剣南）
韓国の実情（円城寺清）
樺太探検記（松川木公）
満韓ところどころ（夏目漱石）
清韓漫遊余瀝（勝田主計）
外国地名人名辞書（田中真弓）
漂流奇談全集（石井研堂）
