内容説明
自らの「老い」の体験にふまえつつ、人間関係やお金など老後生活のコツをその独特の語り口調で明るく楽しく書き下ろした「老後入門」。
目次
1 まさか、まさかの「老後」のはじまり(人の一生は放物線である;突如、オシッコが出なくなる異常事態 ほか)
2 さて、老いては「人」とどうつきあうか(老後の肩書きどうなる?どうする?;オカマ感覚でおしゃれに若く ほか)
3 これが、“ちょいボケ流”楽しい「時間つぶし法」(頭のいい、月一万円の悠々自適な日課表;老人の遊び道具にパソコンはもってこい ほか)
4 老後の毎日は、やっぱり「お金」が命です(老後の生活資金は一千万でいい!?;小銭出ていく、大金逃げる ほか)
5 「資産管理」は、ボケてなんかいられない!(わが夫婦の資産管理白書;老後は、自分が小金持ちだと自覚する ほか)
著者等紹介
野末陳平[ノズエチンペイ]
昭和7年静岡県生まれ。早稲田大学文学部東洋哲学科卒業。24年間の参議院議員生活、大正大学教授などを経て、現在は東京MXテレビ「談志・陳平の言いたい放だい」に出演中。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ばちゃ
15
仕事一筋人生で、趣味なし、興味なし、母入院中の父が恐ろしく心配。いやもうずっと心配している。陳平さんのように考えられたらもう少し楽に父も生きられるのになぁ。いくつかやってみてほしいことがあった。自分も自分が老後になる頃、こういう風になれていればいいな。2014/11/25
Humbaba
7
人間何歳になっても心震わせるものが必要である。そのようなものがないと、どんどん老化が進行してしまう。機械が経年劣化により昔ほどの力を発揮できないのと同じように、体の様々な部位も加齢とともに思い通りにならなくなることが増える。それを受け入れ、できることで楽しみを見つけることが重要である。2014/01/18
白々
1
もっと手抜きして、ぐうたらに生きて来たら良かった。最後の一節は皮肉でしよう。手抜きしていたら、こんな中身のある一冊の本を出版することすら出来ない。2014/08/28
100分
0
老いを実感し、考えさせられました2008/07/17