連合艦隊司令長官 山本五十六の大罪―亡国の帝国海軍と太平洋戦争の真像

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  • サイズ A5判/ページ数 340p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896678031
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0021

内容説明

ソ連と内通する米内光政、大量戦死を“快楽”する山本五十六、祖国滅亡を計画した腐敗と狂気が渦巻く帝国海軍の全容と、かくされていた太平洋戦争の真像が、戦後六十三年を経て、いま初めて明らかにされる。今後、本書を抜きに現代史は語れない。

目次

第1部 祖国も愛国も忘却した帝国海軍―“大敗北提督”の英雄視は、亡国の凶兆(真像米内光政―ソ連との通謀と日支戦争の拡大;コミュニスト高木惣吉と「第二ゾルゲ事件」;パール・ハーバー奇襲の怪;怨念と復讐の「第二戊辰戦争」―「山本五十六の太平洋戦争」とは、何だったのか;冷酷非情な「特攻」作戦と帝国海軍の悪魔性;“国家叛逆者”たちを裁く―日本国民の「新・東京裁判」;レイテ島陸軍(在満洲の精鋭部隊)全滅は、スターリンの指示)
第2部 スターリンの命令だった大東亜戦争(社会主義化を国是とした昭和日本―「第二ソ連」こそが理想だったのか)

著者等紹介

中川八洋[ナカガワヤツヒロ]
筑波大学名誉教授。昭和20年生。福岡県出身。東京大学工学部航空学科宇宙工学コース卒、米国スタンフォード大学政治学科大学院修了。昭和55年筑波大学助教授、昭和62年筑波大学教授(平成20年3月定年退官)。専門は、国際政治学および政治哲学・憲法思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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