宮崎駿という運動

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  • サイズ B6判/ページ数 359p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896678017
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0095

内容説明

『風の谷のナウシカ』から『ハウルの動く城』にいたる主要作品を新たな視覚から読み解く。絵コンテや原作マンガも視野に、その全ての画像の根源にある宮崎駿の運動へのやみがたい衝迫を、躍動する文体で追跡する。

目次

動画のアウラ
落下と浮遊―『天空の城ラピュタ』における重力の論理
夢の地平、魔法の空―『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『紅の豚』をめぐって
『風の谷のナウシカ』の旅―ナウシカが飛ばなくなるまで
神は殺されたか?―『もののけ姫』の着地点
子どもの誕生―千と千尋のシンクロニシティ
惜しみなく魔法はめぐる―『ハウルの動く城』の因果応報

著者等紹介

日下部正哉[クサカベマサヤ]
フリーライター。1954年兵庫県生まれ。1977年大阪府立大学経済学部中退。1996~2006年、同人誌『BIDS』(のちに『BIDS LIGHT』)に、北野武論、相米慎二論のほか、「そびえる舟、空の鏡、回游する階段…JR京都駅ビルをめぐる極私的フィールドワーク」、「陥没点としての『現在』について―試みの『光の雨』批判」等を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ハウルまでの作品を解説したもの。 ナウシカの解説が一番重きを置かれていたように感じました。原作からの引用が多かったですね。あれ、ナウシカって本当はこんなストーリーだったのかと。映画の後にもまだまだ話は続いていたんだなぁと。 千と千尋は論じる人によって考えも様々なのですね。考察しやすい題材なのでしょうか。2017/04/20

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