内容説明
故郷、友人、夢、別離、河の流れ、裏街、愛、生と死、人生―。そう、人生というドラマが、いま、文字によって甦った。音で聴く、声で拡がる世界を、今度はあなただけのドラマとして楽しんでいただければ…と思います。
目次
1 まどろみの中で(婚礼の夜;チャールス・アダムス;ボーイズ・ビィ・アンビシャツ!;フランス式恋占い)
2 眩しさに心裂かれて(コリーはハムエッグがお好き;ルーブル美術館;娼婦ナタリーの部屋;少女のくれたトイレット・ペーパー;モンマルトンの小さなホテル)
3気分はいつだって茜色(ヒッチ・ハイク;放蕩おやじの帰郷;テレホンバーの大学講師;メキシコ湾の冒険者;屋根裏部屋のパーティー;噂の二人)
4 暮れなずむ空の彼方へ(“猫”という名のネズミ;迷子になったトランク;野うさぎ;おじいさんの腕時計)
5 旅は果てしなく(肉屋のコロッケ;トルファンの殺人事件;ローマの老タクシー・ドライバー;ホノルルのウェスタン・バー;旅路の終わり)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナウラガー_2012
0
お色直し=挙式が終わり、神に仕える身から俗界の女房になった事の意味。一回のみが正しい作法。白無垢や白い角隠しを取って”白”という聖なる色を変えることから”お色直し”と呼ばれる。花嫁が白塗りの化粧をするのも神に仕えることを表現している/GORGE=百姓、労働者の意味。GORDY=炭鉱夫の意味/仏では新月の晩(月明かりが乏しい夜)に四葉のクローバーを見つけられればどんなに縁遠い人でも結婚できる/英では、バターを塗った食パンを放り投げ、バターのついたほうが床に落ちたら明日は「雨」。仏では、猫が顔を掃除2010/10/14
丰
0
Y-202007/01/28
ナウラガー_2012
0
すると「雨」が降る。また、「嵐」が近づきそうな気配があると教会の鐘を激しく打ち鳴らした(鐘の音に驚いて嵐が退散すると信じる人が19C頃まで結構いたらしい)/西洋では「嵐」が起きるのは悪魔がヤケドで苦しんでいるから。だから油をビンに入れて川に流すという撃退法もある/野原の真ん中でカミナリにあったらイバラの木かカシの木陰(イバラはキリストが冠にした木で、カシは十字架に使われた木)に身を隠せとも言われる/オウム貝:普段は海底にいるが、夜になると食事や繁殖の為海面すれすれまで浮上してくることがある2010/10/14