内容説明
1947年6月24日、一夜にして世界の人々の心を変質させる大事件が起こった。パイロットのケネス・アーノルドがアメリカ北西部を飛行中、恐ろしいスピードで目の前を通過する9機の“空飛ぶ円盤”を目撃したのだ。以後今日に至るまで、世界各地で不可解な飛行物体が何百回となくさまざまな人々によって目撃され、それらは未確認飛行物体=UFOと呼ばれるようになった。―UFOを信じる人にも信じない人にも、本書はきわめて貴重な“世紀の記録”である。
目次
プロローグ 世界をゆるがせた8つの重大UFO事件―ケネス・アーノルドのUFO目撃から元国連事務総長のUFO誘拐事件まで
1 1940年代の事件
2 1950年代の事件
3 1960年代の事件
4 1970年代の事件
5 1980年代の事件
6 1990年代の事件
7 UFOさまざま
エピローグ UFO事件の陰謀と真実―「20世紀の神話」の誕生へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
6
かなり濃い。UFO事件の50年史をたどるアンソロジーで、世界最高のUFO研究者たちが集めた論文やエッセイに、ケネス・アーノルドの報告書やアメリカ政府のUFO研究に関する一次資料まで年代をたどって収録されている。一応通史としても使えるけど、中級マニアが更なる深みにはまるための登竜門として使うのがいいだろう。元アダムスキー信者が彼に幻滅するまでを描いた回顧録や、珍しいアフリカのUFO事件まで、豪華な内容。UFO調査の客観的な現状と基本ルールも載っているので、これを読んだ後早速UFO探しに出掛けることもできるだ2011/12/16
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