内容説明
徳川家康と北条氏の関係に焦点を当てながら、小田原合戦の後、秀吉から北条氏旧領への国替えを命じられるまでの経緯を追うとともに、家康がどのようにして転封を受け入れ、江戸城と城下町を整備して、天下人へと至るステップとしたのか、ピンチをチャンスに変えた家康像を描く。
目次
第1章 北条氏と徳川氏の強固な同盟―信長死後の関東
第2章 秀吉と北条氏の板挟みになる家康―天下統一前夜
第3章 小田原城攻防戦―先鋒となった家康
第4章 北条氏旧領への国替え―家康の江戸入り
第5章 江戸城と城下町の整備―関東支配の拠点
第6章 将軍のお膝元のはじまり―全国の大名が移り住む
著者等紹介
安藤優一郎[アンドウユウイチロウ]
1965年生まれ。歴史家。早稲田大学文学研究科博士後期課程満期退学。文学博士(早稲田大学)。JR東日本・大人の休日倶楽部趣味の会など生涯学習講座の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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