有隣新書<br> 横浜の戦国武士たち

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有隣新書
横浜の戦国武士たち

  • 下山 治久【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 有隣堂(2012/08発売)
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  • サイズ B40判/ページ数 197,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784896602128
  • NDC分類 213.7
  • Cコード C0221

内容説明

横浜の戦国時代は、太田道灌が小机城を攻めた文明十年(一四七八)から始まるとも言われている。まもなく伊勢宗瑞(北条早雲)は山内・扇谷両上杉氏の抗争に乗じて、相模・武蔵に侵攻し、現在の横浜市域は氏綱の代にはその勢力下に入り、後北条氏とその一族が支配することとなった。本書は、小机城と鶴見川流域、神奈川湊や金沢などの沿岸地域、さらには玉縄城周辺の村々などを治め、房総の里見氏、甲斐の武田氏、豊臣秀吉などと戦った各地域の領主や武士たちの具体像を、長年、後北条氏文書の研究と編纂に携わってきた著者が浮き彫りにする。

目次

第1章 小机城と小机北条氏(小机城と太田道灌;伊勢宗瑞と笠原氏;鶴見川流域の武士たち;江戸衆の武士たち)
第2章 神奈川湊と蒔田城(権現山城の戦い;神奈川湊と矢野氏;本牧岬の武士たち;蒔田城の吉良氏)
第3章 湾岸地域の武士たち(金沢六浦の繁栄;杉田郷の間宮氏;日野郷と北条幻庵;相模国山内荘の武士たち)
第4章 玉縄城の支工と海上防衛(玉縄城の歴代城主;里見水軍との海上決戦;小田原合戦への道)

著者等紹介

下山治久[シモヤマハルヒサ]
1942年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。角川文化振興財団で、『日本地名大辞典』の編集などに携わる。神奈川県綾瀬市史編纂委員、東京都中央区教育委員会文化財調査指導員などを務め、現在、津久井町史中世部会委員。専門は日本中世史(関東戦国時代史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Book & Travel

39
地域史の勉強。横浜には城のイメージはないが、私の住む市北部を含め、戦国時代の城跡は結構多い。その殆どが後北条氏の家臣団の城、砦である。本書では北条氏の研究者である著者が、横浜市域での彼ら武士の活動を現存文書から読み解く。専門的な部分も多く読み易くはないが、身近な地域の戦国期の様子や武士社会の実情が生々しくわかり面白かった。北条氏は秀吉の侵攻で滅亡するが、ある者は戦って北条と命運を共にし、ある者は降伏して江戸期以降も家を存続させていくのを知ると、身近な地域の人々の話だけに、歴史の数奇さがより深く胸に残った。2017/07/05

roatsu

2
日々暮らす土地土地には当然積み重ねられてきた歴史があるわけで…。実家のある界隈にもこんな経歴があるかと、実に興味深い一冊でした。開発で十把一絡げに造成されてしまっては悲しいな。2013/07/14

布団

2
なかなか見られない横浜市の中世を扱った本。北条氏の基礎知識が無いと読むのは辛い部分があるが、馴染みのある地名がたくさん出てくるので横浜市民は一度は読んではいかがでしょうか。2012/10/13

チャゲシン

1
横浜市域の戦国時代の武士はどういう人がいたか、どういう経緯で領地を与えられたかという資料です。後北条氏好きならいい資料だと思います。最近痛感したけど横浜は鎌倉の隣なのですなあ2022/04/30

Jonec

1
地元の歴史ということで手に取ったが、予想外の知識が得られた。里見氏と北条氏に半分ずつ年貢を納める村(半手郷)とか、東京湾内での交易活動についてなど。大名同士の派手な戦ではない、実際の戦国時代が見えてきて面白かった。 とはいえ、扇谷・山内両上杉氏と後北条氏について、横浜の地図が頭に入っていないと理解しにくい箇所も。あと、県史や市史といった種の記述スタイルと似ているので、慣れない人には読みづらいかも。読みながら自分で家系図や家臣団図などを描いていたので、この手の図が入っているともっと分かり易くなったかと。2012/11/01

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