有隣新書<br> 貝が語る縄文海進―南関東、+2℃の世界 (増補版)

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貝が語る縄文海進―南関東、+2℃の世界 (増補版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784896602081
  • NDC分類 454.7
  • Cコード C0244

内容説明

約一万年前、地球規模の温暖化に伴って、海水が陸地の奥深く浸入する縄文海進が始まった。房総半島南端の館山湾にはサンゴ礁が形成され、鎌倉の鶴岡八幡宮や大仏境内は波打ち際だった。六〇〇〇年前には、現在より二~三メートル高い位置まで海が広がり、複雑な海岸線をもつ入江には多種多様の貝が生息し、台地上には多くの貝塚がつくられた。本書は、当時の海に生息していた貝の化石と貝塚の貝をもとに、海流や海水温の変化を明らかにし、相模湾・東京湾沿岸の縄文時代の海岸線や古環境を復元する。

目次

1 貝からのメッセージ
2 相模湾沿岸の海岸線の変遷
3 東京湾沿岸の海岸線の変遷
4 房総半島南端―サンゴ礁が発達する暖かな縄文の海
5 南関東における海進最盛期以後の地殻変動
6 伊勢湾知多半島で明らかになった縄文海進の記録
7 温暖種からみた日本列島沿岸の環境の変化
8 日本列島で明らかになった温暖種の消長
9 ハワイ諸島カウアイ島における完新世の高海面の発見

著者等紹介

松島義章[マツシマヨシアキ]
1936年長野県生まれ。横浜国立大学学芸学部地学科卒。神奈川県立生命の星・地球博物館名誉館員。理学博士。専門は古生物学、第四紀地質学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mft

3
地層に含まれる貝の種類からその当時のその場所の環境(深さとか流れの具合とか)を読み取りそれをつなぎ合わせて縄文海進を語る、というだけならそんなに面白くもない(失礼)が、さらに大磯丘陵の隆起する地震活動や南房総の隆起などが読み取れる辺りが興味深かった。2015/06/26

BluesGilimeno

1
縄文海進と貝の話。縄文海進がどのように進んだか、どのように海岸線は変わってゆき、どこにどのような貝がいたのか。これをここまで調べ上げた方々の熱意は、本当にすごいと思う。2021/05/28

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