内容説明
安政六年の開港と同時に横浜に出店し、本町通に「銅御殿」とよばれる豪壮な店を構え、生糸貿易の先駆者として巨万の富を築きながら、出店後わずか数年で忽然とその消息を絶った上州商人・中居屋重兵衛。本書は、火薬の製造・販売、尊皇志士への資金援助など謎に満ちた豪商の生涯を、従来の資料を再検討し、新たに発見された資料を加えて描いた新版。
目次
1 在郷時代
2 江戸在住時代
3 横浜進出の準備
4 横浜時代
5 謎に包まれた最期と遺族
安政六年の開港と同時に横浜に出店し、本町通に「銅御殿」とよばれる豪壮な店を構え、生糸貿易の先駆者として巨万の富を築きながら、出店後わずか数年で忽然とその消息を絶った上州商人・中居屋重兵衛。本書は、火薬の製造・販売、尊皇志士への資金援助など謎に満ちた豪商の生涯を、従来の資料を再検討し、新たに発見された資料を加えて描いた新版。
1 在郷時代
2 江戸在住時代
3 横浜進出の準備
4 横浜時代
5 謎に包まれた最期と遺族