内容説明
人が生きるとはどういうことか。学問は理性を介し、芸術は感性を介して、その在り様に迫ろうとする。理性が取り零す部分、理論が説明し尽くせない部分を、文学という言語芸術、中でも小説という手法で、その一端なりと掴もうと現役哲学者が挑む一書。
著者等紹介
鈴木祐丞[スズキユウスケ]
1978年生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科哲学・思想専攻修了。博士(文学)。秋田県立大学准教授。「実存の居場所」という問題に、哲学、文学、アートなどの手法を融合させてアプローチしている。『木』が初の小説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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