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内容説明
一九三七年スターリンによる大粛清。その直後に執筆発表された一つのレリーフと詩だけを頼りに、今も残る世界一美しい教会の建設当時を綴る物語。熾烈な権力・領土・愛の争いの中、建築家は仕事を進め…
著者等紹介
ガムサフルディア,コンスタンティネ[ガムサフルディア,コンスタンティネ] [Gamsakhurdia,Konstantine]
1893年、ジョージア西部サメグレロ地方生まれ。クタイシの学校を卒業後、ペテルブルグやミュンヘン、ベルリンなどで学ぶ。1920年代には反政府的言動により何度も投獄されたが、1930年代の大粛清を生き延び、数多くの長篇・短篇小説、詩、評論などを残した。20世紀のジョージア文学を代表する作家の一人であり、主な作品に、中世ジョージアを舞台にした歴史長篇「巨匠の右手」「ダヴィト・アグマシェネベリ」や「月の誘拐」などがある。1975年没。息子のズヴィアド・ガムサフルディアは1991年にソヴィエト連邦から独立したジョージアの初代大統領となった
児島康宏[コジマヤスヒロ]
1976年福井県生まれ。東京大学大学院修士課程修了(言語学)。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所特任研究員、在ジョージア日本国大使館専門調査員などをつとめる。東京外国語大学、トビリシ国立大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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