内容説明
本書は北山研二によってフランス語で書かれた著書Kenji Kitayama,L’art,exc`es & fronti`eres(Collection Eidos,S´erie RETINA,L’Harmattan,2014)の日本語訳である。
目次
第一章 過剰さの芸術
第二章 アントナン・アルトーの自画像または他者の風景の解体
第三章 新しい知覚概念・新しい対象着想法としてのアンフラマンスとは
第四章 非文学へと開かれる文学 ルーセル的文学あるいは写真的文学
第五章 鮮明なショットと不鮮明なショットが織りなすベケットの『フィルム』とは
第六章 日本における身体の文化的表象
(付録一) なぜ佐藤雅晴のアートはアンフラマンスを過剰に制作するのか
(付録二) 佐藤雅晴における外と内とを同時に生きる感覚とは何か
(付録三) 日常における驚き―ロメール、小津、是枝作品において
著者等紹介
北山研二[キタヤマケンジ]
1949年生、2023年没。東京外国語大学大学院(修士課程)修了。成城大学名誉教授。写真論、映画論、文化論、建築論など、芸術と表象文化に関わる多数の論文と、フランス語教育に関わる教科書等の業績がある
村瀬鋼[ムラセコウ]
1965年生。成城大学教授
吉田裕[ヨシダヒロシ]
1949年生。早稲田大学名誉教授
沖久真鈴[オキヒサマリン]
1985年生。成城大学非常勤講師
小河原あや[オガワラアヤ]
1976年生。東海大学特任准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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