目次
第1章 言語と民族
第2章 ミコワイ・レイという人 Mikolaj Rej
第3章 『像』Wizerunk
第4章 『動物園』´Zwierzyniec
第5章 フィグリキ、すなわち笑い話 Figliki
第6章 鏡に映す『真面目な人間の一生』
著者等紹介
関口時正[セキグチトキマサ]
東京生まれ。東京大学卒。ポーランド政府給費留学(ヤギェロン大学)。1992~2013年、東京外国語大学でポーランド文化を教える。同大名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きゅー
8
ミコワイ・レイは16世紀のポーランドの作家。本作は、彼の人物と活動、作品についての論考に加え、いくつかの彼のテキストを翻訳したもの。構成が良くないように感じた。日本人でミコワイ・レイのことを知っている人がどれだけいるだろうか。冒頭から当時のポーランドの情勢や、ミコワイの経歴や人となりの説明が続くが、最初に彼の作品を紹介したほうが良かったのでは。確かに、後半で抜粋的に彼の作品の翻訳がされているが、解説が度々挿入されるため集中して読みづらい。結局、全体的に説明が多すぎて、彼の作品に向き合えないように感じた。2022/02/21
葛
1
編・訳・著:関口時正 2021年11月22日初版印刷 2021年11月30日初版発行 発行者:飯島徹 発行所:未知谷 組版:柏木薫 オフセット印刷:加藤文明社 活版印刷:宮田印刷 製本所:牧製本 装幀:菊地信義 定価:本体2000円+税2022/11/17