三日月

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  • サイズ B6判/ページ数 93p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896426502
  • NDC分類 929.81
  • Cコード C0098

目次


海辺に
みなもと
赤ちゃんの道すじ
気づかれない野外劇
眠りどろぼう
はじまり
幼子の世界
いつ、なぜ
あらさがし
ジャッジ
遊び道具
天文学者
雲と波
チャンパの花
妖精の国
さすらいの砂漠
雨の日
紙の舟
船乗り
遠い岸辺
花の学校
商人
シンパシー
仕事
先輩
小さなおとな
十二時
書きもの
いじわるな郵便屋
ヒーロー
おしまい
もどっておいで
最初のジャスミン
バンヤンの樹
祝福
贈りもの
わたしの歌
子ども天使
さいごの取引
訳者あとがき

著者等紹介

タゴール,ラビンドラナート[タゴール,ラビンドラナート] [Tagore,Rabindranath]
1861~1941。英国統治下のインド・コルカタに生まれる。1913年、英語散文詩集『ギーターンジャリ 歌の捧げもの』によりノーベル文学賞を受賞。欧州以外で初のノーベル賞受賞であった。神秘的で純粋な詩精神にあふれ、愛と情熱のほとばしる詩や歌を母語ベンガル語で数多くあらわす。80年余の生涯をつうじてインドは苦難と混沌の時代にあり、人びとが真に自立の精神に覚醒することをねがった。真実をもとめ理性にもとづいて果敢に行動する詩人であったことは重要である。人間の尊厳への透徹した眼差しをもち、きわめて知的で普遍的なヒューマニストであった。しばしばヒューマニズムの唱道者とも呼ばれる。第一義的に詩人であり、同時に音楽家であった。ベンガルの村を遍歴するバウルの歌を愛し、歌はベンガルの心を代表すると考えて、その伝承旋律をしばしば自作歌にもちいた。インドとバングラデシュ両国の国家はタゴールの作詩作曲である

内山眞理子[ウチヤママリコ]
インド西ベンガル州シャンティニケトンにあるタゴールの大学ビッショ・バロティVisva‐Bharati哲学研究科にてタゴールの思想を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

227
親から子へ、子から親へ、語られ唱われ詠まれる、美しくも幻想的な散文詩集。愛らしさと清らかさと静けさが、心にしみ込んできます。読みながら、優しい風景に包み込まれるようです。英語原作出版時(1913年)のスタージ・ムーアによるオリジナル挿絵を使った表紙も、とても素晴らしい。2022/03/11

けろりん

59
わたしたちは、三日月の国の子どもだった。どんな束縛もなく自由で、すべてがそろった無上のよろこびの国に暮らす子どもだった。わたしたちは、笑顔だけを携え、あなたがたの元にやって来た。父よ、母よ、あなたがたの願いに応えて。愛と感謝に輝く日々の中で、わたしたちは、涙を知った。欲を覚えた。怒りを感じた。いつしか心に虚ろと影を抱えて蹲り、疾く流れゆく川の行方を見守るわたしたちの耳に、あなたがたの歌が響く。痩せた背に温かい腕が回されるのを感じる。ああ、満ち欠ける月のように繰り返される生命の営み。子どもたちに輝く明日を。2022/04/27

メルコ

14
インドのノーベル賞受賞者としてタゴールの名は知っていたが、作品に接するのは初めて。本作は著者自身が英訳したものが元になっている。どの詩も、いのち幼き子を祝福する内容で穏やかな心地になる。その世界は愛情に満ちており、不穏な影は消え去ってしまう。執筆された当時、愛する家族を相次いで亡くしていたことを知ると、タゴールのヒューマニズムを感じる。毎日寝るまえに一編ずつ読んでいった。 2023/01/09

lovemys

13
タゴールを読んでみようと思って借りてきました。何気なく読み始めたら、なんとも素敵な詩で、購入しようと思います。ふとした時に読み返したくなるような、とても素敵な詩。親子のなんともいえない絆とか愛情とかがあたたかい。子どもらしい無邪気さと純粋さが美しい。心が幸せで満たされました。2023/07/20

relaxopenenjoy

11
図書館の新刊棚で素敵な表紙を見かけて。タゴール×未知谷。親子がテーマの短い詩。親→子、子→親(主にお母さま)への、まっすぐな思い、温かいまなざしや、純粋な愛に溢れており、けれど(解説にもあるように)死もちらちら垣間見える。最近もやもやしていたから余計に心がすっと洗われるように感じた。青と黄色で、三日月とゆりかごで眠る幼子が配された表紙は、スタージ・ムーアによる、英語原本出版(1913)時オリジナルの挿絵を利用しているそう。ギータンジャリも読んでみたい。2021/12/22

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