内容説明
Vision=未来像、Architect=建築家。世の中の社会的文化的なこと、すべてのことに始まりがあり、およそ個人の思付きに発する。未来を夢見れば構想が生まれ、賛同者の協働で現実化される。それら諸々が集積され豊かな文化として受け継がれて来た。豊かさは多様な個性に育まれ、人の工夫と献身とが裏付ける。これを好む人間の特性こそが、未来を豊かにする資本となる。
目次
第1部 ヴィジョンアーキテクトへの道(私の仕事について;詩人と文化と社会;私にとっての空間;ヴィジョンアーキテクトの仕事について;私をつくっていると思われることなど;美と命について)
第2部 ヴィジョンアーキテクトという仕事(ヴィジョンアーキテクトの働き;私にとっての過去のヴィジョンアーキテクトとその人たちが成したこと;近代的な方法のしがらみや固定概念を脱し、それを超えるものとしてのヴィジョナリープロジェクト;社会を成熟させるヴィジョナリープロジェクトの時代)
著者等紹介
谷口江里也[タニグチエリヤ]
詩人、ヴィジョンアーキテクト。石川県加賀市出身、横浜国立大学工学部建築学科卒。1976年にスペインに移住。バルセロナとイビサ島に居住し多くの文化人たちと親交を深める。帰国後ヴィジョンアーキテクトとしてエポックメイキングな建築空間創造や、ヴィジョナリープロジェクト創造&ディレクションを行うとともに、言語空間創造として多数の著書を執筆。音羽信という名のシンガーソングライターでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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