内容説明
節子、京子、智恵子、小奴、カツ、彼女たちから見える石川啄木の人生。
目次
1 我ならぬ我―節子(もうひとりの私;待つ女 ほか)
2 ソニヤ―京子の歌(叱られる京子;ソニヤになろうとする京子 ほか)
3 もう一つの「智恵子抄」(鹿の子百合;ローマ字日記 ほか)
4 さいはての町で―小奴(釧路;「妹になれ」 ほか)
5 「涙」から「涎」へ―母カツ(盲愛;「不幸の源」 ほか)
著者等紹介
山下多恵子[ヤマシタタエコ]
1953年、岩手県雫石町生まれ。国際啄木学会理事。日本ペンクラブ会員。日本近代文学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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