著者等紹介
シソーエフ,フセーヴォロド・P.[シソーエフ,フセーヴォロドP.][Сысоев,Всеволод Петрович]
1911年ウクライナ・ハリコフ生まれ。モスクワの全ソ連邦毛皮原料畜産大学卒業後、ハバロフスクに移り住む。作家、探検家、狩猟学者、地理学者、郷土誌研究家、社会活動家と多彩な顔を持つ
岡田和也[オカダカズヤ]
1961年浦和市生まれ。早稲田大学露文科卒。元ロシア国営放送会社「ロシアの声」ハバロフスク支局特派員
森田あずみ[モリタアズミ]
画家。1991年「猫の手帖」イラストコンテスト入賞をはじめ、多くのペット関係イラストコンテストに入賞。日本児童美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yamakujira
5
「ヒグマ」「イノシシ」「キジ」「サケ」など、動物たちを主人公にした16編の物語。各話10ページほどで、挿絵あり、ルビも豊富だから、小学校中学年くらいから読めそうだ。主人公のラストは、人間に射殺されるのが4話、毒殺や殺処分が3話、クロテンやミンクは狩猟対象として移動先での繁殖を期待されて放獣される。でも、人間の非情を責めるわけでなく、タヌキは自然保護区に逃がされ、イイズナは喜ばれる。擬人化してるのに、撃たれても恨むことなく死を受容する動物たちの諦観に、生死は時の運だという自然の掟を見た。 (★★★☆☆)2018/11/21
はちゑ
1
本当にこれが児童書?というくらい濃いです。自然の情景が神がかっていて素敵ですが、同時に自然界の厳しさを目の当たりにします(オオカミの話とか)。2021/10/15
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