内容説明
心は胸にあるの?頭にあるの?本当の自分って誰のこと?次々出てくる50の疑問にとことん付き合う先生と問いを重ねるうちに論理的に考え始める子どもたち。素朴な疑問から始まる哲学対話篇。
目次
第1章 存在の哲学(心はどこにあるのだろうか?;神は存在するのだろうか? ほか)
第2章 知識の哲学(本当の性質って何だろうか?;天動説は間違っているのだろうか? ほか)
第3章 道徳の哲学(どんなときでも、うそをついてはいけないのだろうか?;なぜ人を殺してはいけないのだろうか? ほか)
第4章 人生の哲学(人は何のために生きるのだろうか?;幸福の薬で幸せになれるだろうか? ほか)
第5章 社会の哲学(多数決は民主主義だろうか?;人はみんな生まれながらに平等なのだろうか? ほか)
著者等紹介
篠原駿一郎[シノハラシュンイチロウ]
1944年博多生まれ。九州大学で初め工学を専攻、のち哲学に転じる。70年安保闘争の混乱期に自らの精神的な閉塞感から、リュックを担いで横浜港からフランスを目指して出国。シベリアから北欧を経てイギリスに到達したところで資金が底をつく。そのままイギリスに滞在し、働きながらロンドン大学大学院で哲学を学ぶ。1977年に帰国後、非常勤講師や私大勤務を経て長崎大学に講師として赴任、のち教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。