涙を売られた少女

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  • サイズ B6判/ページ数 397p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896421767
  • NDC分類 K943
  • Cコード C0097

内容説明

第二次大戦終戦後十年余のある日のこと。語り手のボーイはハンブルクに向かう船上で、奇妙な男に「ネレの物語」を書かないようにと忠告される。だが遠縁のネレはランゲ・ライエ通りに住むごく平凡な十一歳の少女。幼いころ両親が離婚し今は母方のソーニャ叔母さんの居酒屋が家庭代わりで、教員の父親と二人暮らし。久しぶりにその居酒屋を訪れたボーイは「彼女は私と同じで泣くことができない。時代に合っているんだ」と電話で話す黒ずくめの痺せた紳士を目撃する。同じ日ネレの天才的な歌声と踊りに驚嘆した音楽プロデューサーがネレの父親と契約を交わすと、ネレは世界的な大スターへの道を歩み始める。有名になるにつれて、ネレの心は不安定になりしばしば爆発する。『笑いを売った少年』を執筆中のボーイは黒ずくめの紳士が気になりネレが心配でたまらない。ティム・ターラーは良い知恵を授けてくれるのか。ネレの涙を売ったのは誰?痩せた紳士の目的は?何より、ネレは笑ったり泣いたり出来るようになるのだろうか。

著者等紹介

クリュス,ジェイムス[クリュス,ジェイムス][Kr¨uss,James]
1926‐1997。第二次世界大戦の敗戦国ドイツの荒廃した大地を前に、クリュスは若者たちを戦場に駆り立てる不幸を繰り返してはならないと痛感した。そのためには、子どもたちに自分の頭で考えることを教え、寛容と共生の精神を育む必要があると判断し、児童文学の世界に跳び込んだ。1950年ケストナーに才能を見出され『動物会議』のラジオドラマ化に成功。ラジオ、テレビ等で活躍する一方、56年にデビュー作である『ロブスター岩礁の燈台』を発表、ドイツ児童文学賞推薦書に指定され世代を越えて支持を受ける。以後毎年新作を発表し続け、60年ドイツ児童文学賞、62年国際アンデルセン優良賞、64年ドイツ児童文学絵本賞、68年にそれ以前の全作品に対して国際アンデルセン大賞が与えられた。現在ドイツではE.ケストナー、M.エンデと共に3大児童文学作家と遇され、「おはなし丸の船長」と呼ばれて人々に親しまれている

森川弘子[モリカワヒロコ]
徳島県生まれ。広島大学卒業後、1974年東洋工業入社、85年迄独語の翻訳に従事。81~82年ミュンヘン大学に留学、神話学などを学ぶ。90年より人形劇ペポのメンバー。宮沢賢治学会イーハトーブセンター会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あろあ

1
笑いを売った少年の続編。ボーイって太郎みたいな感じなの?ただのあだ名?坊っちゃんとかおじさんとかってこと?語りがネレならわかりやすかったかもしれないけど、語りがボーイなので、笑いを売った少年よりちょっと読みにくいですね。子どもなら尚更かも。でも人形が好きなところはよかった。私も人形大好きで人形のパーティーしたいです。2021/11/06

dumpty

1
『笑いを売った少年』の続編。続編というよりも同じ枠に入った別の物語としてとらえたほうがいいと思う。「涙と笑いは同じコインの表裏」。2009/12/02

海野藻屑

0
すごく純粋な子だから、涙がでなくても残されたものは尊いはず。2017/06/20

あられ

0
「笑いを売った少年」に続編があると知り探した この物語も少女が、この経験を通して、知恵や勇気や判断力を身に着けて大人になっていく 読みながら私は社長(男爵)を知りたくなった 悪魔の力を持つ男 どういうことでこういうことをしでかして回っているのか知りたくなった…それは私の年齢のせいだと思う 10代のみずみずしい時間をすごしている読者であればネレに心を添わせていくのではないかと感じた 壮大な一連の物語の中の一冊ということだ ほかの本もおいおい読んでみたいと思う 水先案内人のようなボーイの存在も魅力的でした 2024/10/30

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