内容説明
広野の中の一つの小さな情景…献身的庶民の勇敢な行為の物語―。ロシア国民の魂の軍勢に生きる安らぎを見るこれは詩人の理想と生きざまではないか―。
目次
芸術家(わたしの性にあうのは;在りし日々、わたしはチフリスの ほか)
夏のノートから(クリミアやリヴィエラに;火夫が甲板へ上がって ほか)
ペレデルキノ(夏の日;松林 ほか)
戦争についての詩篇(恐ろしいお伽話;一人住まい ほか)
解説 粛清と戦争の中で
著者等紹介
パステルナーク,ボリース[パステルナーク,ボリース][Пастернак,Борис]
1890‐1960。画家である父と音楽家である母との間に生れ、幼少時からトルストイ、リルケ等多数の芸術家の交流する環境に育った。1922年の第三詩集『わが妹人生』で詩人として著名となる。1958年ノーベル文学賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 総力捜査 新潮文庫