感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Z
12
とりあえず通読してみようと、速読。対物意識、対人意識、社会意識、彼岸(宗教)意識と、無理やりにつじつまをあわせ、壮大な体系に仕上げた書物。何故こんな難解かつ、非論理的な書物が一定のアウラを放っているか不可解。翻訳に関しては一番良いのではないかと思う。金子武蔵訳をベースにその訳を批評しながら訳している。最後の章の訳釈でヘーゲルとマルクスの方法の同型性、人口から始めずに、人口は資本主義により資本家or労働者として表れるのでその分割をもたらす資本という概念に塑行し、そこから階級という抽象的な人口概念からより具体2018/09/09
ポルターガイスト
3
やっと最後まで読めた。げっそり。これ読みきる目標を立てたせいで約1ヶ月他の本が読めなかった。こう言っては失礼だし明らか理解できてないのだろうが進研ゼミの広告漫画を広辞苑並のボリュームにして延々読まされてるような読書感だった。何回止揚して同じところぐるぐる回るねん的な。なので自己意識の章まではきついけどまあ付き合える,精神の章は受け付けず,宗教の章は勘弁してくれもはや妄想やんという感じでした。でもヘーゲル以後の思想に与えた影響の大きさはかなり感じたし,現実や常識との調停という点では見習うべき点がある…のか?2019/09/27
-
- 電子書籍
- ブラックホールで死んでみる タイソン博…