内容説明
3%の人だけが知っている成長の法則。
目次
第1章 人間力の高い人は何が違うのか
第2章 外国人が日本に学ぶ12の徳
第3章 日本人はどうやって徳を積んできたのか
第4章 ワンランク上の自分磨きとは
第5章 実践編1―人間力を高めるセルフワーク
第6章 実践編2―まいにち自分磨き31
著者等紹介
三枝理枝子[サエグサリエコ]
パッションジャパン株式会社COO、作法家、裏千家茶道師範(茶名:宗理)。青山学院大学文学部英米文学科卒業。ANA(全日本空輸株式会社)入社後、国内線・国際線チーフパーサーを務める。VIP(皇室、総理、国賓)フライトの乗務などで幅広く活躍。現在は「実行力」を人や組織に定着させ、接点強化で成果を出すマネジメントコンサルタントとして、大手・老舗企業からベンチャー企業まで幅広く支援。優秀な外国人を育成し、日本で就職・活躍してもらう外国人育成と就職支援も推進中。著書に、シリーズ累計16万部のベストセラー『空の上で本当にあった心温まる話』(あさ出版)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ショウジ
19
「陰徳あれば陽報あり」といいますが、その隠匿が主題となった一冊です。本書での隠匿とは目に見えない自分の内面をすべて受け入れることとされています。人の内側をどのように掘り下げていくかが大切だとされています。単に人の見ていないところで徳を積むだけではないのですね。本書にはそのために自分を磨いていく実践方法が1ヶ月かけてできるように書かれています。個人的には善い行いに「早起き」「散歩」「瞑想」「日記」と書かれています。早起き、瞑想はできているので、あと2つをどのようにやっていこうか考えたいです。2022/04/26
ひめぴょん
8
陽徳と陰徳という言葉は初めて知りました。人に見て評してもらうための徳が陽徳、自分自身の心から沸き起こってきて行う徳が陰徳かなあと感じました。「他の国にはない学ぶべきもの(高い道徳心)が、日本にはある」と日本で働くことを熱望する海外の若者が多いとのことでしたが、そういう人々に今の日本はどう映っているのだろうとも思いました。この著者自身の文章から陰徳は感じなかったのですが…。以下は文中引用とミニ感想です。仕事も道徳も相手が存在して成立する。→何事もですね。「相手のために」は、結局、自分の喜びとなって返ってくる2022/08/27
taiyou gyousi
5
誰かの役に立ちたい、誰かのために…と誰でも思うが、ともすると単なる自己満足になっていることもなくはない。相手の真意を慮り、本当に相手が望んでいることをさり気なく行えること、それが大切。そのためには陰徳を積むことが重要になってくる。その実践方法などがかなりいい具体的に書かれていて、日々の中でふと忘れがちな事柄を思い起こしてもらえてよかった。日本人がその昔当たり前のように行ってきたことを、もう一度習慣づけられたらと思う。2021/12/29
Go Extreme
2
人間力の高い人は何が違うのか:仕事の中で人間力を高める おもてなしとおせっかい 自他不二の心 ポジティブ・シンキングへの疑問 困難は磨き草 外国人が日本に学ぶ12の徳:ジャパニーズ・モラル 時間に配慮 犠牲バント WE→一体感 日本人はどうやって徳を積んできたのか:儒教による道徳 お天道様 おかげさまの精神 日々新たに ワンランク上の自分磨きとは:葛藤を受け容れる 捨てる→受け容れる そう来ましたか 実践編1―人間力を高めるセルフワーク:習慣 茶禅瞑想 あおいかわ 実践編2―まいにち自分磨き312021/11/17
いっしー
1
陰徳とは単に人目のないところで良い行いをする、と思っていたら、それだけではなく、相手を立てたり慮ったり、というのもあると分かった。熱海行ったよ、俺はハワイ行ったよ、って相手の上にかぶせすぎも良くない。経験あり、反省。2024/11/27