目次
1 廣池千九郎―その生涯と思想(「精神革命」の時代と廣池千九郎のモラロジー―残された問題としての「自然」;仏教の文脈から廣池千九郎の最高道徳を考察する;日本思想と廣池千九郎―二宮尊徳、福沢諭吉との対比において ほか)
2 『道徳科学の論文』に関する考察(西欧のモラルサイエンスから全体論的モラロジーへ;正義と慈悲―廣池とコールバーグの道徳論に関する一西欧人の見解;韓国におけるモラロジーの受容に関する一考察 ほか)
3 二十一世紀社会におけるモラロジーの展開(モラロジーに関する廣池千九郎の思考における宗教的視点の重要性とその教育的意味;通底の価値―その追求と発信;最高道徳と出現する未来 ほか)
著者等紹介
岩佐信道[イワサノブミチ]
1944年に生まれる。1967年麗澤大学外国語学部イギリス語学科卒業(文学士)、1972年慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻修士課程修了(教育学修士)、1989年米国ハーバード大学教育学大学院博士課程単位取得(教育学博士)。麗澤大学教授、モラロジー研究所道徳科学研究センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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