内容説明
16歳で突然の難病に冒された少女は地獄を見つめる…。詩人・ナレーターとして活躍する著者が、多感な思春期・青年期における数々の苦悩によって壊れてしまった「いのち」を、再び輝かせるまでの心の軌跡をありのままにつづる。苦しみとは何か、生きるとは何か―、今を生きる私たちに問う。
目次
第1章 揺らぐ“いのち”(幼き日々;反抗の思春期;消えかかるともしび)
第2章 雪どけ(旅立ち;ぬくもり)
第3章 いのちの再生(吹き込まれた「いのち」;とまり木)
第4章 「あなた」へのメッセージ
著者等紹介
かとうみちこ[カトウミチコ]
埼玉県鳩ヶ谷市生まれ。川口女子高校3年の冬、病に倒れ入院中に受験。国士館短期大学国文科へ入学。卒業を目前にして再び倒れて中退。原因不明のまま大学病院を転々とし、入退院を繰り返す生活がはじまった
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