内容説明
大阪に新たな時代がやってきた!2025年には2度目となる万国国際博覧会が開かれ、イギリスの経済誌からは「世界で3番目に住みやすい」街と評価をされた。これは、現在も紆余曲折に揺れてはいるが近年続けられてきた開発と改革の成果と認めるべきだろう。長らく、大阪のイメージと言えば「コナモン」と「お笑い」そして「なんか危なそう…」だった。確かにその通りだ。大阪人には日本第二の都市などどいう意識はなく、独立国家・大阪として、笑いとコナモンにまみれながら、根っからの商売根性とノリで邁進してきた。そんな街に、どのような変化があったのか、いかなる変化が起きようとしているのか。本書は、大阪市が抱えるタブーに突っ込みを入れながら、大きく変わりつつある大阪の街と大阪人を徹底的に分析した一冊である。
目次
第1章 大阪市ってどんなトコ?
第2章 大阪人気質全開!ミナミエリア
第3章 大阪駅北開発でキタにバブル到来?
第4章 ヨソ者が住むなら安心?市内中央「筋」文化圏
第5章 東西の果てこそ庶民のためのパラダイス
第6章 さらに加速する観光都市化の繁盛と問題
第7章 大阪の逆襲がこれから始まる!
著者等紹介
三宅敏行[ミヤケトシユキ]
1975年三重県生まれの雑食編集者。社会に出て初めての1人暮らしで西成を選ぶが、浪速区、西区を転々とする
山下敬三[ヤマシタケイゾウ]
1984年大阪市生まれ。ライター兼編集者。港区で生まれ、幼稚園から小学校までを此花区で過ごすが、阪神・淡路大震災の影響で再び港区に戻る
橋村貴明[ハシムラタカアキ]
1973年青森県生まれ。高校の時に大正区へ移り住む。大学卒業後、編集プロダクションへ入社後、組織の中での仕事に違和感(体にも違和感)が生じてフリーのライター兼編集者となる。いろんな街に住みたくなる性分で、大阪市内での引っ越しは10回を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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- 和書
- 有毒ゴミの国際ビジネス