地域批評シリーズ<br> これでいいのか群馬県

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地域批評シリーズ
これでいいのか群馬県

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  • サイズ 文庫判/ページ数 311p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784896378337
  • NDC分類 291.33
  • Cコード C0195

内容説明

上州の人たちは短気、熱しやすく冷めやすい、義理堅い、頑固などといわれる。そうした上州人気質は「かかあ天下とからっ風」に代表される風土と歴史が作り上げてきたもので、現在の群馬県民にもしっかりと受け継がれている。だがこの気質、「地域に一体感を持たせる」という点では諸刃の剣となる。群馬県は「保守王国」としてひとつにまとまっている印象があるが、一方で、各地域の主張が強くて一枚岩になりづらい側面もある。さらに地域内で意見の相違や対立があるのもザラ。実際はバラバラ以上にバラバラだから、いびつな地域分けや境界線が県内各所にできてしまっているのだ。前橋と高崎のライバル関係、市町村合併の後遺症、再開発事情、観光問題などなど、エゴとエゴ、意地と意地のぶつかり合いが今日もどこかで繰り広げられている群馬。スリルにあふれてはいるけれど、ホントにこれで大丈夫なの?

目次

第1章 群馬県ってどんなトコ?
第2章 今の群馬はどうやってできた?
第3章 勝った負けたで一喜一憂する群馬県民
第4章 真ん中がポッカリと空いている中毛
第5章 何でもかんでも高崎に吸い取られる西毛
第6章 異文化コミュニケーション溢れる東毛
第7章 問題ばかりで揺れまくる北毛に光はさすのか?
第8章 群馬県はイマイチ感を払拭できるのか?

著者等紹介

岡島慎二[オカジマシンジ]
1968年生まれの雑食ライター兼編集者。『日本の地域批評シリーズ』では群馬県の他に茨城県と栃木県も担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

*+:。.もも.。:+*

8
著者は茨城県出身だそうだが、群馬県のことをよ~く調べあげてる。2012年に発売されたが文庫化にあたり2018年に再度取材してるというから信頼度はかなり高い。ダンナの親戚(長野県民)がやたらと太田市の歓楽街に詳しい理由がこの本を読んでトンと腑に落ちた。2019/08/28

チョビ

4
このシリーズをかなり読んできたが、面倒臭い県民性は白眉かと(ライターさんの視線によってはきますが)。 確かに首相を輩出するイメージの強い県ながら、地味さが抜けないのは、母曰くそのうちの二人を曽祖父が教えたからだろうか(笑)。埼玉に長く住んでいた割に、ほとんど接触のない県でして、自発的にいったことのある県ではないですが、ちょっと行きたくなったー!!!!2019/01/22

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