内容説明
住みたい街ランキングトップ陥落で吉祥寺に異変!?セレブにもビンボー人にも優しい武蔵野市の住環境。三鷹も練馬も武蔵野市の植民地!広大な吉祥寺エリアの実態。武蔵境にも再開発の波がきた!といっても規模は極小!?ドンキ出現で微妙に荒れてきた中心街。吉祥寺駅の改修は失敗だった?街の魅力を侵食する僅かなスキ。子育てには不向きといわれる武蔵野市の実情。
目次
序章 ビミョーな変化でじわじわ迫る吉祥寺の衰退!?
第1章 再開発に彩られた武蔵野市の歴史
第2章 武蔵野市住民の正体を探る
第3章 少しずつズレが生じてきた吉祥寺のブランド力
第4章 市内最高のエリアに育ちつつある武蔵境
第5章 ニアリィ吉祥寺エリアの生活
第6章 武蔵野市と吉祥寺の真価とは何か
著者等紹介
鈴木士郎[スズキシロウ]
1975年東京都生まれ。編集者、ライター。2012年の『日本の特別地域特別編集39 これでいいのか東京都武蔵野市・三鷹市』は初の単独編纂。生まれも育ちも杉並区であり、2009年から数年間、丸井の裏に事務所を開いていた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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クプクプ
31
非常に面白い本でした。著者は杉並区の生まれですが武蔵野市との境目で育った地元民です。内容は武蔵野市に限らず吉祥寺文化圏の家賃や文化や治安などの現実的な話でした。吉祥寺に近鉄デパートと東急デパートが出来たのは1974年だそうです。私も父の会社の社宅が三鷹市にあり1975年から6年間、近鉄デパートなどで子供の頃、夜に両親と外食した思い出が強いです。また吉祥寺はファッションの町として知られていますが、男性向けに偏った品ぞろえだったのは驚きました。私は40代になった今も独身で両親と暮らしていますが、いつか(つづく2018/12/24
しげりん
1
へーっそうなんや!というのが読み終わった時点での感想です。杉並に住んで吉祥寺に遊びに来ていたという作者の目線ながら、ずっと「住みたい街」ランキング1位を続けていた吉祥寺が、ここ数年1位の座を明け渡しているのはそんなところに理由があるのかと感心。結局のところ、作者の吉祥寺愛を思い切り浴び続けた感じになって読了。 程よい大きさでなんとなく面白いものが沢山ある、みたいな吉祥寺の良さが地価の高騰とかで面白みが欠けてきているというのには納得。1日も早く吉祥寺が「面白い街」「ランキング1位」へ復活しますように!2024/05/23
ポジー
0
ちょっと著者の見方が偏り気味な気がしました。 吉祥寺ノスタルジーみたいな…。2019/07/04