出版社内容情報
NYをモチーフにした写実的な描写とキュートなキャラクターで数々の賞を受賞。小さな象とねずみの交流を描くハートフルストーリー。
内容説明
エリオットは水玉模様のちいさなぞう。おおきなまちで暮らすのは、毎日、何かとたいへんです。でも、本当にうれしくて、幸せなものは、ちっちゃなかたちをしているのです。1940年代のニューヨークをモチーフにした写実的な描写とキュートなキャラクターで、数々の賞を受賞したハートウォーミングストーリー。大人気「ちいさなエリオット」シリーズ第一弾。
著者等紹介
クラトウ,マイク[クラトウ,マイク] [Curato,Mike]
ニューヨーク郊外に生まれ育ち、幼いころから絵を描いていた。大学卒業後、シアトルでグラフィックデザイナーとして活動するが、2014年に本書で念願の絵本作家デビューをはたし、数々の賞を受賞。「ちいさなエリオット」シリーズは10ヶ国以上で翻訳出版されている
福本友美子[フクモトユミコ]
公共図書館勤務を経て、現在は児童書の研究、翻訳をする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mntmt
16
かわいくて、都会的な絵。カップケーキに萌えた。2018/10/19
ヒラP@ehon.gohon
16
エリオットは小さい象かもしれないけれど、この絵本のもっと大切なことを語っています。 誰にも気づいてもらえないエリオットに気づいた少女のシーンが、とても意味深長です。 存在を無視されることって、大きさの話ではありません。 だから、認め合える相手ができたらこんなにも幸せなのです。 だって、どう見てもエリオットは見えない大きさではないですものね。 見えないふりをしている人々の冷たさを痛感しました。2018/08/31
Cinejazz
11
〝エリオットは水玉模様の小さなゾウです。エリオットは大きな町に住んでいました。小さなエリオットが、大きな町で暮らすのは、何かと大へんなのです・・・でも、本当に、こころ嬉しくて、幸せなものは、ちっちゃな形をしていることに、気がつくのでした・・・〟1940年代のニューヨークをモチーフに、キュートなキャラクターを見つめた、ハートウォーミングな「ちいさなエリオット」シリーズの第一弾。🐘🏙🏭2024/01/03
いっちゃん
10
ゾウは大きいはずが、ここでは小さい。色んなことに困るけど、自分より小さいものに出会い、二人でできるようになっていく喜びがなんかいいね。2018/11/08
timeturner
8
ゾウもネズミもそれほど好みじゃないなあと読み始めたら、だんだん可愛くなってきた。背景が1930~40年代のニューヨークで、とてもいい雰囲気。きれいだけれどシックな色使いも好み。カップケーキが食べたくなった。2018/11/16