出版社内容情報
織田信長の弟:信行に憑依してしまったサラリーマンが、あらゆる現代知識を使って戦国の世を生き延びる!暗殺なんてされてたまるか!
内容説明
オフィスで空残業をしていたはずの山田太郎(32)は、ふと気がつくと何故か馬の上に乗っていた。突然あの有名な織田信長の弟、信行に憑依(?)してしまったのだ。聞けばこれから清洲城へ信長の見舞いに行く途中だと言う。間違いなく暗殺ルート…やってきた途端からハードモードまっしぐらである。戦国の世で信行として生き残る為、現代知識を駆使して奔走する―!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
80
WEB版既読。他作品でも同じだが信長が敵役になるとやたら苛烈で激情型な武将になるのは話が組み立て易いからなのだろうか。現代知識を活用するだけだと「なろう」出身の歴史モノと重なるが、本作の主人公は武勇にも長けているのが特徴か。史実では信長以外影の薄い織田一族が活躍する珍しい一冊。続巻も期待。2017/09/30
すがやん
18
web版既読。殺される直前の信長の弟にサラリーマンが憑依。最初の方は、戦で猛る主人公に違和感を感じたけれど、さくっと読めて段々面白くなっていく感じ。2017/10/22
sayan
11
タイトルだけ見て借りた。昨年読んだ「信長を生んだ男(霧島兵庫)」の作品で描かれた信長の弟=信行が興味深かったためだ。実際には、史実にもとづいたものというよりは、現代のサラリーマンが信行に転生をしたところから始まる物語。もしかしたらジャンル的にラノベを初めて手にとったかもしれない。まあそれはさておき、なんだかビックコミックスピリッツを読んでいるような感じ。特に前半は、ゲーム「信長の野望」を元ネタとした発言があったり、思わずクスっとしてしまう。今後の展開はなかなか読めないが、次巻をさっそく読んでみたいと思う。2018/08/12
りん
2
新聞の紹介記事を読んで。歴史が頭に入っている人でよかったね(-_-;)私だったらその知識、活かせるかなぁ?2017/09/18
菊地
2
主人公を上げるため、結果的織田信長を下げてしまっている点が少し気になった。歴史的な偉人にはそれ相応の偉大さとか「ボスキャラ」感が欲しい。2017/07/04