内容説明
組織のトップ。プロデュースをする人。シナリオを書く人。曲を作る人。快適なアタッチメントを開発する人。それらを批評し記事を書く人…。ゲーム文化の発展は、さまざまな役割の人たちが、それを担ってきた。全員が、それぞれ違う立場から、同じひとつのものを支えて…。そのクリエイターたち37人の証言を、過去10年分にわたり収録。大作のみならず、マニア好みの作品や、未発売作の裏話まで。ゲーム専門誌「ユーズド・ゲームズ」「ナイスゲームズ」「ユーゲー」収録のインタビューを凝縮。
目次
山下章―ゲームライターの先駆者
佐ぶ―『鋼鉄帝国』
高山カツヒコ・杉浦俊朗―『マグナブラバン』
土田康司―『ステラアサルト』
佐藤修―『ソル
モナージュ』
桝田省治―『リンダキューブ』
金子彰史―『ワイルドアームズ』
前川正人―『ガンスターヒーローズ』
薗部博之―『ダービースタリオン』
岩崎啓眞―CD・ROM2の達人〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とんび
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ユーズド・ゲームス、ナイスゲーム、ユーゲーに載ったインタビューから37人を取り上げているだけあって、メジャーどころが少ない。といっても、ゲーマーには有名人なチョイスで面白い。2013/07/23
nobuem
0
コンピュータゲーム黎明期から2000年代前半あたりにかけて、 ゲーム業界に関わった人達のインタビュー集。 37人もの人数なので、一人あたり5ページ程度しかなく物足りなさを感じる。 そんな中でも桝田省治の 「5800円取るんだから同等の値段の他のエンターテイメントと比べて 価値があるかどうかを考える」 という発言等、気づかされる部分はあった。 たしかに、一回最後までやったらもうやる気がしないから、とか、 やり込み要素がないから、とかいう理由で、内容が値段に見合ってない という理屈は本質的じゃないわな。 2009/06/14