内容説明
キャッシュカード、ローンカード、クレジットカード等の不正利用等さまざまな被害に対処するための考え方と法的対応策を説く。偽造カード、盗難カード、ネットバンキングの不正利用など具体的な事例に基づき被害救済のための道しるべを明示。
目次
序章(平成20年改正割賦法の残された課題―クレジットカード取引;キャッシュカードをめぐる被害 ほか)
第1章 カードトラブルに対する対処法(トラブル場面ごとのアプローチ;それぞれのトラブル場面と被害救済の考え方(手法))
第2章 判例にみるカードトラブル被害救済の法理(カード等預貯金者保護法;民法478条の適用・類推適用 ほか)
第3章 カードトラブルQ&A(盗難キャッシュカードによる被害;盗難預金通帳による不正払戻し ほか)