内容説明
大学等研究機関やTLO等から生まれる知的財産をどのように保護し、どのように活用して社会貢献につなげていけばよいのか、理系研究者が知っておくべきことを、ていねいに解説。共同研究の契約のポイント、産学連携・企業との交渉の際のノウハウ、ベンチャー設立の留意点など実践的な知識が満載。
目次
第1部 成果を守る!(特許等の仕組み)
第2部 企業が研究に興味を示した!(あなたの研究に企業が興味を示してきた!どう対応すればよいか?;共同研究をやりたいとの申出があった!;研究の委託をお願いしたいと言われた!;契約書の作成と交渉)
第3部 ベンチャーを立ち上げる!(「会社を設立しませんか?」と言われた!;「ベンチャー企業の経営者にならないか」と言われた!)
参考資料(バイオ関連の特許出願に強い特許事務所;職務発明取扱規程;秘密保持契約書;CONFIDENTIAL DISCLOSURE AGREEMENT(秘密保持契約/CDA)
Material Transfer Agreement(サンプル提供のための契約/MTA)
バイオ関連企業へ投資する日本の主要なベンチャーキャピタル)
著者等紹介
中島憲三[ナカジマケンゾウ]
1966年京都大学薬学部卒(有機化学)、同年4月藤沢薬品工業株式会社(現在、アステラス製薬株式会社)に入社。国内外の特許出願を担当後、国際法務担当とし医薬品会社等を相手としてライセンス契約、共同研究開発契約、合弁契約、M&A契約等の各種契約について契約書作成および交渉を行う。1990年スミスクライン・ビーチャム製薬株式会社(現在、グラクソスミスクライン株式会社)に入社、社長補佐、取締役法務渉外部長兼広報部長、同法務総務統括部長等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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