内容説明
成年後見制度の成立過程から、専門職後見人・身上監護の意義・役割を説き起こし、身上配慮義務等をもとに、後見実務の指針を示す!医療同意、居住用不動産の処分、死後の事務等については特に詳しく解説し、実務の現場で問題に直面した場合の考え方を解説した関係者必読の書。
目次
序章 専門職後見人による成年後見
第1章 成年後見の社会化
第2章 成年後見の基本理念
第3章
成年後見人の諸類型
第4章 身上監護の法的根拠―民法858条の意義
第5章 身上監護に関連する職務範囲
第6章 居住用不動産の処分
第7章 「社会化」が産んだ実務のアポリア
第8章 職務権限行使の際の留意点
第9章 専門職後見人の活用方法
第10章 「社会化」の現在と未来
著者等紹介
上山泰[カミヤマヤスシ]
1965年東京都出身。1995年慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。現在、筑波大学法科大学院准教授。(社)成年後見センター・リーガルサポート業務審査委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。