内容説明
本書では、まずインターネットでの通信の仕組みから起こってくるセキュリティ上の問題点を説明。つまり、自分のパソコンの住所ともいえるＩＰアドレスがどんな形で盗み取られ、自分のパソコンが狙われるかという点である。また、ダイアルアップ接続のときにも危険がある、さまざまなコンピュータウィルスや、電子メールを悪用した手口なども解説。そして、こういった問題に対処するための手段を述べている。ワクチンソフトの上手な使い方やバックアップによる事前の対策、電子メールの暗号化による情報の保護、インターネットからの不正なアクセスを防ぐファイアウォールや、プロキシサーバによる安全性の確保などについて説明する。
目次
第１章 インターネットをめぐる状況
第２章 インターネット通信の仕組みと問題
第３章 ダイアルアップ接続にも危険はある
第４章 常時接続では危険が増大する：不正アクセスを受ける
第５章 コンピュータウィルスへの対策
第６章 インターネットでやり取りする情報の保護：暗号化と電子署名
第７章 インターネットからの不正アクセスを防ぐ
付録 インターネット利用のセキュリティに関連する法律
著者等紹介
谷口功［タニグチイサオ］
１９５４年、大阪府生まれ。現在、フリーランスのテクニカルライター、翻訳家。１９７８年、同志社大学工学部卒業。１９８６年、ＮＴＴアドバンステクノロジ株式会社に入社。同退社後、コンピュータ、情報処理、通信関連の各種マニュアル、書籍の執筆、翻訳、同じく各種教材の執筆に携わる。また、通信、コンピュータ関連のメールマガジンの記事、各種雑誌における通信、コンピュータ関連のエッセー／コラムなども執筆。コンピュータや通信に関連する漫画の原作を執筆することもある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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